今では人気のFPS視点ガンアクションゲームですが、昔はそれほど日本で流行っていませんでした。

どうして今ではFPS視点ガンアクションゲームが流行っているのかというと、それは、PUBGのようなゲームがリリースされたからです。PUBGは、一般的なFPS視点ガンアクションゲームとは違い、バトルロワイヤル形式でオンラインプレイヤーと対峙しないといけません。

これが新しいFPSの魅力を生んだ・・・、といっても過言ではないのです。というのも、今までのFPS視点ガンアクションゲームは、基本的に拠点を制圧することが狙いで、数の有利に頼って戦うこともできれば、装備品、クラスの優秀さでプレイすることも可能となっていました。

しかし、PUBGなど現行において流行となっているFPSは、100人のプレイヤーに勝たないといけないなど、バトルロワイヤル形式で多人数と戦うという要素が、高確率で含まれているのです。つまり、相当FPS視点ガンアクションゲームが上手くないと、最後まで生存することが難しくなってしまいます。

steam版PUBGについても、リリース直後から人気が衰えていません。今ではPUBGの類似品が出回っているほどの人気で、今でもPUBGの生放送を行っているユーザーが多くいるほどなのです。PUBGの設定についてですが、バトルロワイヤル形式以外では、無人島に投下されたプレイヤーが戦闘するという内容で、銃、アイテムを拾って戦わないといけないという内容になっています。

PUBGの面白いところは、高低差チェックが入るため、高いところから飛び降りてしまうと大ダメージを受けることもあります。しかも、一回でも死んでしまうとその時点でゲームオーバーなのです。リスポーンという要素が無くなっているため、従来のFPS視点ガンアクションゲームでは考えられない、このような難易度設定に惹かれてPUBGをプレイする人が増えていきました。

また、現行のFPS視点ガンアクションゲームで良く見られるシステムに、ダメージゾーンがあります。ダメージゾーンに入ってしまうとダメージを受けるため、プレイヤーは生存可能範囲に移動しないといけません。

ですが、遅れてこのような範囲に入ってしまうプレイヤーほど、待ち伏せていたプレイヤーの標的になってしまうのです。つまりPUBGは、装備の充実、プレイヤースキルの充実、そして高いタクティクスを備え持っているプレイヤーでなければ、勝利者になれないFPSとなります。

従来のFPS視点ガンアクションゲームのように、チームによる支援がある・・・わけではないので、常に緊張感を感じ続けるFPSをプレイしたい、このような要望を叶えてくれる超有名なゲーム作品となりました。そのため、日本でもFPS視点ガンアクションゲームがブレイクしたのです。

FPSの魅力についてですが、一人称視点により見える範囲が限られているところも面白いです。背後から奇襲を受ける、横槍が入るといった戦闘を体験できるため、唯一無二のアクションを楽しめるのも、もしかすると、FPS特有の面白さなのかもしれません。